休むことも仕事のウチ

 仕事の心構えに於いて、特に日本人が意識・認識していない項目の一つに「休むことの大切さ」というのがある。
 人間というのは人によって程度の差はあれ、休息を取らなければ動けなくなる生き物であるし、体調が悪くなったらそれはもう休んで回復させねばならない。インフルエンザのような感染症だったら、休まないこと自体が罪と考えるべきだ。


 さて。そんな事を書くのも、中川財務省がG7会合の記者会見ので泥酔していたのか風邪薬で朦朧としたのかはっきりしないが、とにかくまともに会見に臨める体調では無い状態で会見に臨んだ件である。

 体調が悪いと判断力も鈍るものではあるが、そんなに体調が悪いのであればあそこは会見を休むべきだったであろう。別に白川総裁だっていたんだし、重要なことは後日記者に配布するかという形にも出来たはずだ。
 逆に、病人を休ませず何が何でも会見やら世路などという論調が出てきたら、オレはそいつと徹底的に戦う。


 かといって中川氏は体調不良だったことには変わりないし、今回は自分の中では免責かな、と思っていたのだが。あとから出てきた証言を聞いていると、どうもあやしい。
 とりわけ、風邪薬を2倍飲んだという話し。風邪薬というのはそもそも、「風邪を治す薬」ではなく、「風邪の諸症状を抑える薬」であり、しかも当然それなりの副作用がある。たくさん飲んだからと言って風邪が治るわけではないことは無論のこと、決められた処方量以上の薬が症状の緩和をもたらすわけでもない。むしろ、飲み過ぎた分の薬による副作用の方が心配で、今回の居眠りなどまさにその典型例だろう。
 つまり、中川財務相は決められた薬の処方量を守らなかったことで、自ら自爆したのだ。

 薬の処方量に関する情報なんか、もう国民の間では常識レベルだと思っていたが。まだまだ行き渡っていないという事なのかねえ。


 他にも、お酒絡みのことでなんやかやあるみたいだが、とりあえずそっちは真相がはっきりしないみたいだから、いいや。


 とにかく、中川財務層はそんなに疲れているんだったら、いったん休むべきだと思う。重要案件が目白押しなのは百も承知だが、組織として代役を立てられないわけはないのだから(もしそれが出来ないというのなら、組織のあり方自体に問題があることになる)、数日くらい静養することを考えてはどうか。
 もちろん、大臣にそういう休暇取得制度があるのかは知らないが。もしないなら、潔く辞めた方が良いのかもしれない。


 ついでに自民党も政権政党を休んでよ。あんたら自民党はもうガタガタだからさ。



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