沖縄慰霊の日

 日本の標準カレンダーだと、6月には祝祭日は存在しない。が、沖縄県では6月23日が県民の休日として定められ、県や市町村関連の施設は休みになる。
 何故この日がというと、6月23日が沖縄戦の終結の日、正確には日本軍による組織的な抵抗が終わった日であるためである。実際にはこの日以降も、敗残日本兵によるゲリラ戦や地元民の集団自決事件などは起きており、最終的に戦争状態が収束したのは本土よりも遅い8~9月頃だったようだ。

 さて。この沖縄慰霊の日であるが、正直自分は、琉大に入って沖縄に行くまで、この慰霊の日のことは全く知らなかった。
 琉大は国立なので慰霊の日でも休みになるわけではなく。たまたま取った社会学の授業で「慰霊の日前後にひめゆり資料館か県平和祈念資料館に行ってレポートを書くように」という課題が出て、初めてその存在を知ったのだった。
 自分は、良い機会なので両方行くことにした。ちなみにその時に車を出してくれたのがHT君であり、道案内をしてくれたのがiAcnだった。思えば、その時の縁が今も続いているのだ。

 結局ひめゆりから平和祈念資料館へ回ったのだが。そこで自分は、生まれて初めて言葉を失ってしまった。
 自分は、政経とか地歴とか、いわゆる社会科関連のことは昔から興味があって、その関係で沖縄のこともある程度、少なくとも平均的な本土の人間よりは知っているつもりだった。故に、ひめゆり資料館で見たものは自分の既に知っている範囲内であり、衝撃という程のものは受けなかった。
 が。県平和祈念資料館では、呆然としてしまった。特に煽情的な展示がしてあるわけではない。むしろ、より客観的な事実が展示してあるだけである。だがそれ故に、受ける衝撃も大きかったのだろう。


 ひめゆり資料館、県平和祈念資料館ともに県南部の糸満市にある。平和祈念資料館は県平和祈念公園内にあり、有名な「平和の礎」もここにある。(自分が行った当時はまだ工事中だった)。
 これを読んでくれたあなたも、機会があれば、というより是非機会を作って、一度行って見てきて貰いたい。見るだけで良い。その後の感想までは求めないから。


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